初春の令月にして
気淑く風和ぎ
梅は鏡前の粉を披き
蘭は珮後の香を薫らす
写真詩ランキング
見上げると
桜さく
この地に
帰って来た
道端で見つけた
ひらりとした色に
足を止める
こころ透きとおる青
今日見つけた
さくら
このままの時間が
続いて欲しい
夕桜の上
飛行機は
私の事など知らずに
遠くの街へ
穂がつんつん伸びる
風にざわざわ揺れる
私がきゅんきゅん痺れる
生きる匂い
待って、待って
と、言いたいくらい
一斉に
桜咲く
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